「占いの世界」買ってみたわ。創刊号特別価格１９０円で安かったの。


タロットは７８枚のカードによって実践するのが原則なのよね。２２枚だけとか一部を用いるのは邪道というものよ。
７８枚のカードの正と逆の位置で内容が変わるから、１５６通りのファクターが存在するの。


各々のカードには、意味があると考えず物語が含まれていると考えるといいわ。
一つ一つのカードはイメージストーリーになってるってこと。


単独での意味が重要なわけじゃなくて、物語の組み合わせによって表される心理的な内面変化を読み解く事が答えを得るカギよ。


大アルカナ・小アルカナの機能分化、人格カードの意味するもの
未来予測と心理的共有概念（アーキタイプ）
などが位置づけられていないと読み解くのが困難なの。


タロットは１２～１３世紀以前に作られているみたいだけど、出所は不明。１８世紀頃ゴールデンドーンという団体が魔術研究の中でその体系化を実践したんだけど、その見解が全てじゃないし。


最も古典的な技法が原点として重要なのよ。


技術とは原法から改良する時には相関試験がなければならないわ。新しい技法が古い技法と同じ精度で結果を出せるかってことよ。思いつきや適当な解釈で言い逃れと誤魔化しに終始するのは最も恥ずべき方法ね。カードは正しく解釈されなければ正しい答えにはならないわ。人の心を扱うという事は、軽々しい扱いは許されないの。中途半端なやり方で、相手に混乱を与えたりいいかげんな思い込みを与えたりすることは決してやってはいけないことよ。


技術は正しい理論と正しい術式がなければ正しい結果はないわ。


タロットは厳密には、占いを超えた占い。古代の心理分析でもあり心理療法でもあるの。


タロットは占いの中でも運命を変えていく事ができるものなのだから。



それにしても、この雑誌のカードの解釈、斬新だったわ。


何の参考にもならないけど。

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