最近、思いを寄せていた女性の靴に猛毒の薬品・フッ化水素酸（フッ酸）を塗り、足の指5本が壊疽して切断・全治３カ月の重傷を負わせるというキチガイじみた事件があったね。犯行に用いられたフッ酸は、工業用に広く用いられている薬品で硫酸よりも強い腐食性をもち、骨が溶けたり死亡したりすることもあるという劇薬。

容疑者と被害女性はカーボンメーカーの研究所に勤めてたんだね。フッ酸は実験用測定装置についた薬品の洗浄に使っていて、容疑者がこの管理を担当。誰も奴の異常性に気付けなかったのか・・・

で、この報道で薬品の名前を出したことは必ず真似をする事件が起こるだろうから大きな間違いだったという人は多いと思うけど、理系の人ならたいてい知ってるよね。父ちゃんも知ってた。劇薬は一般の人には手に入れられないはずだから、そんなに真似されるかなあ？企業に置いてる場合は、扱う部署で働いてる人ならどんな性質か知ってるはず。ただ、まともな脳味噌の持ち主なら、性質は知っていても人の靴に塗るという発想が出てこないよね。件の加害者は、かなり危ない奴なんだな。

被害者女性は、昨年１０月にもブーツに塗られていたらしいね。被害届は出さなかったそうだけど、出していたら指切断という重傷を負う事態は避けられたのかな・・・

某有名掲示板では、男性に付き纏われているという女性が相談の投稿をしていることが度々ある。ストーカー被害は、始めの対応が肝心なんだよね。だけど、たいていの被害女性は「自分が自意識過剰なだけなのではないか」などと考えて、なかなか警察に相談に行こうという気にならない。「大事にしたくない」という気持ちも働くしね。でも、狙われるようになって長い間我慢？して警察にも相談しないでいると、その間にストーカーからは「受け入れている」「喜んでいる」「まんざらでもない」という間違った解釈をされるものらしい。

逆恨みなどを恐れて直接はっきり断らないでいると、警察からもよくないという指摘をされるしストーカーは勝手に自分に都合のいい物語を作り上げてしまう。

まー、日本の警察にも問題が多々あるよね・・・何度も相談に足を運ぶ必要があること（そうしないと動いてくれない？）
、怖いから相談しているのに「なに言ってんの？」というふざけた態度を取られた人もいるし。
平和な生き物兎からしたら、人間怖すぎる・・・

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