某有名掲示板で、この歌の主人公とは仲良くなれない（歌詞に共感できない）というトピックスが盛り上がってたことがありました。

みゆきちゃんの『わかれうた』も出ていました。

途に倒れて誰かの名を
呼び続けたことがありますか

という歌い出しですよね。最初は、掲示板に書き込んでいた人と同じく、「そんな人いるわけない」と思っていました。でも、父ちゃんに同意を求めたら、返ってきたのは「時代によってはあり」という意外な答え。

え？と思ったけど、それからしばらくして思い出しました。

いましたわ、そんな人。実際に。道だったのか野だったのかはわかりませんが。

たぶん、１９３０年より前の時代だと思いますが・・・聞いたことがあります。

それも、冬の北海道で・・・

雪が降りしきる中、結核でも患っていたのか、喀血しながら倒れてそのまま絶命した人がいます。彼には一途に想い続けた女性がいましたが一緒にはなれず、恐らく、彼女の名前を呼びながらの最期だったのではないかと。好きな人がいて相思相愛でも、一緒になれるとは限らない時代でした。現代よりも、ずっとずっと〝情〟が濃い時代でもありました。

歌詞では〝途〟ですけどね・・・


ところでみゆきちゃんて、情が深い人なんじゃないかなー。

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